2012年3月9日金曜日

「情報の呼吸法」を読んで

あとがきの部分「ソーシャルメディアというのは正直者がバカを見ない世界」という言葉にはハッとした。これは夢物語でも何でも無くて、現実にそうなりつつある・・・と思います。

SNSにしてもクラウドファンディングにしても、人々が動く理由は「共感」
ちなみに、クラウドファンディングというのは「実行者と共感者をマッチングするサービス」(と思っています)
イケダハヤトさんのまとめ 
http://blogos.com/article/33169/
自分で作ったまとめ 
http://matome.naver.jp/odai/2132853336158390101

まあ、正直者云々は実はあまり関係ないんだけど、「共感を集められる思想」を持っているなら泣き寝入りしなくて良い社会という事です。
例えば、今「Ready for?」 というサイトでは、ミャンマーで難病に苦しむ女の子を治療するためのプロジェクト(必要金額300万円)の内、期限まで10日を残しながら280万円が集まっています。

ミャンマーで病に苦しむ一人の少女の「心」を救う!
https://readyfor.jp/projects/japanheart_vol1

今までは、「実行者」と「共感者」をここまで速く結びつけるものが無かった。
実行者を応援したい方が沢山いても、皆さん忙しく生活している中で見つける事が難しかった、という事だと思います。

で、「正直者はバカを見る」って言葉に付いてですが
「正直に、誠実に、何か考えを持っていて、だけど周りには理解してもらえない・・・」
という事なら、世の中には近い想いを持っている人もいる筈です。

そういう方が仲間を見つけるには、発信する事の意味は大きいと思います。
反応を見ることで、自分の考えにどれだけの価値があるのか?という事を探り、磨いていくことに繋げられる筈です。

「いかに共感を集められるか」という事は、綺麗事では無いかも知れません。
ただ、共感してくれる人が全くいない、なんて事は有り得ないと思います。

そろそろ何が言いたいか分からなくなってきたので、この辺で切り上げます!
それにしても「情報の呼吸法」面白かった。
皆さんも読んでみて下さい!あ、ステマでは無いですw


2012年2月8日水曜日

Twitterの伝播力と慢性疲労症候群

少し前の話ですが、「慢性疲労症候群」という病気の存在を知りました。
慢性疲労、なんていうと「常に疲労感があるだけでしょ?そんなの誰だってそうだよ」
みたいに軽く考えてしまいそうな名前ですが、違うそうです。

患者団体の方によると「症状が重くなると体が衰弱し、自分の意志では動けなくなる」
上記の理由から「慢性疲労症候群」という名前は偏見を生み、理解が遅れるとして適切な名称にしてほしい、と訴えていました。

世間の理解度が低い病気はたくさんあります。
知らない事を自分の常識で測るのは危険です、最低限どういった症状なのか、などを知る必要があります。

今までだと、大手メディアの報道などで少しずつ認知度を上げるしかなかったと思いますが、その時代は終りました。

今はTwitterという強力な伝播力を持つメディアがあります。
Twitterの持つ「RT」という仕組みは、共感を生む事が出来れば、簡単に多くのユーザーに「何か」を知ってもらうことが出来ます。

一日に一度呟く。
たったこれだけでも認知度を上げていけると思います。
一人ひとりが何となく呟く、それだけでも積み重なれば、やがて大きなうねりになるかもしれない。
せっかく手に入れたメディア、ポジティブに使いたいものです!